6月に仲の良いママ友と2人で岩手県の平泉町へ旅行に行きました。まだ、梅雨入り前の時期で、晴れていて暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候でした。平泉までは、自家用車で出掛けましたので、時間の制限がなく自由に時間が使えました。平泉では、中尊寺と毛越寺を観光しながら、御朱印を集めました。中尊寺は、駐車場から中尊寺までの参道が長い坂道になっていて、本堂にたどり着くまでの間にたくさんのお寺があり、それぞれに、御朱印をいただけましたので、御朱印がたくさん集まりました。
まず、平泉は観光地が密集しているので、小回りのきくレンタサイクルを借りて、サイクリングも楽しみながら観光することにしました。平泉駅に車を駐めて、駅のすぐわきのレンタサイクルを借りました。電動自転車に乗るのは、2人とも初めてだったのでそれ自体も楽しかったです。
中尊寺の金色堂はよくテレビで見たことはありましたが、実際に自分の目で見たら、不思議な感覚になりました。中尊寺を見ただけで、とっくにお昼は過ぎていたので中尊寺のふもとのお土産屋さんの並んでいる所で、お昼ご飯にしました。やはり、岩手県と言えばわんこそばだと思い注文しましたが、私のイメージするわんこそばとは少し違っていました。たくさんのお椀に少しずつ盛り付けられた状態で、提供されました。平泉では、このスタイルで提供されるようです。しかし逆にたくさん並んだお椀は写真映えするので、2人でたくさん写真を撮りました。
旅行中に楽しかったのは、やはりレンタサイクルです。お天気の良い日に知らない町を自転車で走るというのは、まさに非日常を味わえました。しかも電動自転車でしたから、体力的には全然辛くなく、駅から中尊寺・中尊寺から毛越寺・毛越寺から駅に戻る、全ての道が30分以内で行けたのもお手軽で楽しめました。毛越寺は私たちの年代が散歩するには、ちょうど良い所でした。写真映えスポットもたくさんあり、しかも写真を撮るときに使う小道具まで用意してあり、面白い写真がたくさん撮れました。
宿泊は場所を変えて、宮城県の南三陸にあるホテル観洋にしました。海沿いの眺めの良い高台にあるので海が一望出来てすばらしかったです。特に、お風呂がよかったです。高台から海にせりだすように露天風呂があり、眺めが最高です。露天風呂につかりながら、2人でいろいろな話をしたことが、何より旅の良い思い出になりました。食事はたくさんの海に幸をごちそうでした。アワビの踊り焼きが出たり、ウニやホヤなど、普段では味わうことの出来ない夕食でしたので、２人で大変喜びました。
旅行中に少し怖いような、おかしいような所にも寄りました。2日目には、福島県福島市にある中野不動尊へお参りしました。中野不動尊には洞窟があり、洞窟をめぐる参拝コースがあります。洞窟の中は薄暗く、少しだけ怖い雰囲気もします。中には不動明王の弟子である36体の童子が祀られていました。その童子達の説明が洞窟の中で流れているのが、ますます少し怖い雰囲気になり、逆にそれがおかしくもあり、不思議な空間でした。
旅行中の困ったことといえば、運転です。自家用車で行ったので、運転手は自分しかいません。高速道路のようにまっすぐな単純な道路を運転していると、眠気と戦うのが大変でした。私のことを気遣って隣で友達が一生懸命話しかけてくれるのですが、だんだんそれも苦痛になってきてしまいました。でもまさか、そんなことを気遣う友達に言えるはずもありませんから、仕方なく話をするしかありませんでした。旅行中、それだけは、困った事でした。でもおかげで眠気に負けずに運転できたので感謝しなくてはいけませんね。